【ポケモンSVシーズン12シングル】ダブル月コントロール

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0. はじめに - 戦績

このブログは所謂上位構築記事ではなく、やや身内(Discordサーバーの民)向け&個人的な記録として作成したものです。結果から言うと最終順位3469位・最高順位3456位・レート1773というザ・中の下みたいな戦績です。

1. 構築経緯

※クッソ長くなります

11/27

種族値×テラスタルの分からん殺し&電磁波麻痺バグ環境という話を聞いてマスター乗せて以降はモチベが皆無だったが、なぜか11/27に突発的にモチベが爆発。

 

昔の記憶からゴリゴリのサイクル構築はヌルっと崩されて負けが込みそうなので、対面or積み展開寄りに組むことを意識した。

 

まずパオジ以外に強い起点作成としてオボンディンルー、パオジを初手に誘ってゴツメボディプで倒せる(後述)ドータクン、エースとして面白そうだったダイス龍舞セグレイブ、汎用性があり取りこぼしのスイープもできそうなブエナテツノツツミから組み始めた。次にセグレが止まると考えられるキョジラッシャに強そうな身代わり赫月ガチグマを加えた。ここまででステロがだいぶ痛い&ツツミをフルアタにした(後述)ことにより挑発枠が欲しくなったのでついでに壁も貼れるオーロンゲを最後に置いた。

 

ある程度潜った結果、ディンルーが極めて動かしづらいことやディンルーロンゲへの拘りトリックが多いこと・サーフゴーが全般的にきつかった為、行動保証がありつつある程度の火力を出せるタスキ激流ゲッコウガとディンルーを交代した。

 

更に潜った結果、以下の問題点(多すぎ)が発覚した。

  • ラオスやガポンをゲッコウガで上から殴ってもドンチやウドホで回復されて全く負担にならない
  • まだサフゴがきつい(電磁波型は数が少ないので切る、拘りトリック→悪巧みテラスを上から殴ってケアできるものが欲しい)
  • キラフロル展開がきつい(ツツミは先発向きの駒ではないし相手がタスキだと返り討ちに遭う)
  • ロンゲの選出率が低く、相変わらずサフゴに起点にされる
  • たまに来るディンルーがきつい

 

優先順位的に、使用率の高い順(ガポン→サフゴ→水ラオス→ディンルー)に対策を考えていくことにした。

 

11/28

ゲッコウガを炎ガポンに変更。またドータクンをゴツメから後攻の尻尾トリックに変更。これに伴い、パオジの処理ルートは尻尾トリック→ガチグマという流れを取ることにした。

 

この日も多くの問題点が見つかったが、その中でも重大なものが3つ。

  • チョッキカイナやテラスガチグマを龍舞積んだセグレが倒せない(この日はパオジキョジラッシャに全く当たらず、カイナにやたら遭遇しほぼ全て負けていた)
  • ガチグマが相手の身代わりに永遠に嵌められる(=毒菱展開や宿り木に弱すぎる)
  • ガポンの前で龍舞を積む際、ガポンが岩封持ってると全く展開できず負け確

 

上記の問題点を受け、以下のテコ入れを行った。

  • テツノツツミを上振れが狙える電磁波身代わりハバタクカミに変更。更にその後チョッキテツノドクガに変更。
  • ガチグマの瞑想をハイパーボイスに変更。
  • セグレイブをSブーストトドロクツキに変更。
  • ドータクンを当初のゴツメ型に戻す。
  • オーロンゲを壁貼りから電磁波捨て台詞挑発で対面操作する型に変更。

 

数戦潜るも、残飯ラオスやマゴのみハバカミ・渦アンコカイリューといった少数派のポケモンに多く当たったこともあり、この日は順位を大きく溶かす結果となった。残る課題点としては水ラオス(特にスカーフ)が重い点。翌日は所用で潜れないため、これらの対策は最終日に持ち越された。

 

11/30

迎えた最終日。2日前に一度だけドータクンに格闘テラスを切りたくなったので、テラスを鋼から格闘に変更。更にサフゴ対策ならガポンのタイプは炎でも水でも良さそうなので、ラオスも見やすくなる水に変更して最終構築とした。細かい努力値調整は行ったが、それは後述。

 

2. 個体解説 - リストラ勢

※リストラ勢の為、一部除きスペックのみで詳細なコメントは省く。

1. ディンルー@オボンのみ

ディンルー

テラスタイプ:毒

特性:災いの器

性格:腕白

実数値(努力値):257(212)-130-176(116)-x-117(136)-71(44)

技:カタストロフィ、地震、吹き飛ばし、ステルスロック

調整意図

H: もともと残飯で使っていた影響の16n+1

B: 11n(多分一番有名な調整)

S: 無振りテツノカイナ(50族)抜き

D: 余り

2. ゲッコウガ@気合のタスキ

ゲッコウガ

テラスタイプ:水

特性:激流

性格:臆病

実数値(努力値):147-x-88(4)-155(252)-91-191(252)

技:水手裏剣、波乗り、悪の波動、草結び

調整意図:特になし

※当初草結びはハイドロカノンだったが、水ラオス打点が無さ過ぎた。

3. ドータクン@後攻の尻尾

ドータクン

テラスタイプ:格闘

特性:浮遊

性格:呑気

実数値(努力値):173(244)-109-184(252)-101(12)-136-34(最遅)

技:ジャイロボール、サイコキネシス、トリック、ステルスロック

調整意図:特になし

4. テツノツツミ@ブーストエナジー

テツノツツミ

テラスタイプ:鋼

特性:クォークチャージ

性格:臆病

実数値(努力値):131-x-134-167(180)-90(76)-206(252)

技:冷凍ビーム・フリーズドライハイドロポンプ・テラバースト

調整意図

D: 非テラス時C187ハバタクカミのムーンフォース15/16耐え

※Sを活かして、ハバカミに勝てる型にしたかったためこのような構成になった。

5. ハバタクカミ@ブーストエナジー

ハバタクカミ

テラスタイプ:ノーマル

特性:古代活性

性格:臆病

実数値(努力値):131(4)-x-107(252)-155-155-205(252)

技:祟り目、マジカルフレイム、身代わり、電磁波

調整意図:当初痛み分けを採用していた名残でBS振り

6. セグレイブ@イカサマダイス

セグレイブ

テラスタイプ:炎

特性:熱交換

性格:意地っ張り

実数値(努力値):191(4)-216(252)-112-x-106-139(252)

技:スケイルショット、氷柱針、テラバースト、竜の舞

調整意図:速めのカイリュー意識準速

 

3. 個体解説 - 最終構築

1. ドータクン@ゴツゴツメット

テラスタイプ:格闘

特性:浮遊

性格:呑気

実数値(努力値):173(244)-111(12)-184(252)-x-136-34(最遅)

技:ジャイロボール、ボディプレス、トリックルームステルスロック

調整意図:HB特化することでパオジアンの珠A189嚙み砕くを耐える乱数(31.3%)を生むことができる(A172なら最高乱数以外耐え)

渦アンコ以外のカイリュー・欠伸月の光以外の赫月ガチグマに基本的に有利を取れる駒。普段は眼鏡ハバカミ意識で特防に寄せることが多かったが、今回は初手にパオジアンを誘う→悪技(全て接触技)を打たせる(鋼タイプなので氷柱は撃たれず、従って怯むこともない)→ゴツメでタスキを削りながらボディプorジャイボで倒す動きを取りたかったのでこのような構成。

これまではアンコールが飛び交い散らかしている環境の為S逆転できるトリルに技スぺを割くのが煩わしかったが、ガチグマはちゃんとトリルとのシナジーがあるほか、ガチグマがいなくても相手の積みエースがうっかり降臨した時にスイッチトリルのような使い方ができるなど、剣盾からこのゲームをやってきた中で最も使いやすい環境だった。

上位に行くにつれて選出率が増えた霊獣ランドロスにもそれなりに強いのが良く、型を判別しながらトリルを貼るか貼らないか、ドクガとガチグマのどちらを降臨させるかを考える事が出来、浮いてる鋼の優秀さを実感した。

下記ツイートからはその救世主ぶりが伺える。神とさせてください。

選出率2位

2. オーガポン@かまどの面→井戸の面

オーガポン

テラスタイプ:炎→水

特性:型破り/貯水→面影宿し

性格:意地っ張り

実数値(努力値):163(60)-189(252)-106(12)-x-117(4)-153(180)

技:ツタ棍棒ウッドホーン、電光石火、宿り木の種

調整意図:準速100族抜き、A特化、余り耐久(H: 4n-1)

ぽにお。顔面偏差値5000兆。守りたいこの笑顔。

サフゴと水ラオスを睨む枠。ドクガを入れたことにより炎打点が必ずしも必要なくなり、水の一貫を切れる井戸の面にしたことは英断だった。

サフゴ→カイリュー出しをよくされることもあり何度も最速じゃれ採用(石化切り)にしたくなったが、特化ツタ棍棒でないとテラスした赫月ガチグマを2発で落とせないためグッと我慢し続けた。

採用しているどの技も必須級であり、特に宿り木はウーラオスのカウンターケア、ディンルーの仕事妨害、カイリューマルスケ削り、ロンゲの挑発と併せたカバの仕事妨害など極めていろんな場面で役に立った。

テラス時の面影宿しでDが上がる点も優秀で、ノマテラ赫月ガチグマに対し紙一重の戦いをした場面もあった。

選出率1位

3. オーロンゲ@フィラのみ

オーロンゲ

テラスタイプ:悪

特性:悪戯心

性格:慎重

実数値(努力値):202(252)-140-104(148)-x-119(110)-80

技:イカサマ、捨て台詞、挑発、電磁波

調整意図:C187ハバタクカミのムーンフォース確定耐え

挑発特化枠。本当にそれだけ。でもいないと困る、そういう枠。

ソルクラを打ちたいのがハバカミとサフゴあたり&こいつらに対してはそんなに圧力にならないどころか、サフゴに関しては身代わりを残して悪巧み最大まで積まれて全抜きされるという悲劇もあったので、龍舞をケアできるイカサマワンウェポン。

その為悪タイプには滅法弱く、ピンポイントメタといった感じ。(但し1回下記のような悲劇(喜劇?)があった)

カバルドンに対してはぽにおと共に強力なタッグを発揮し、挑発→捨て台詞→宿り木→挑発切れるターンにロンゲ再降臨→挑発→……の繰り返しにより、フィラのみによる場持ち性能も相まってステロを撒かせない再現性の高い動きが出来た。

選出率6位

4. 赫月ガチグマ@食べ残し

ガチグマ

テラスタイプ:毒

特性:心眼

性格:控えめ

実数値(努力値):209(164)-x-148(60)-205(252)-88(20)-74(12)

技:ブラッドムーン、大地の力、身代わり、瞑想→ハイパーボイス

調整意図

C: 特化

HB: 16n+1、残飯込みでA204カイリュー鉢巻テラス神速を最高乱数×2以外耐え

S: ミラーやカイナに抜かれまくったので12振り(それでもまだ1回抜かれた)

D: 余り

龍舞エースが止まる奴を軒並みカモる身代わりガチグマ。欠伸や月の光で対面操作や耐久を行うコンセプトではないので、火力は削っていない。

身代わりを縦に火力伸ばせたら強いかなと思って瞑想を入れていたが、アンコカイリューがしんど過ぎたのでハイパーボイスに変更した。努力値も瞑想採用時は特防に厚くしていたが、ハイパーボイス採用後はあまり粘ることを重視していなかったので、鉢巻き神速の方に合わせた耐久調整を行った。

キョジオーン入りには初手、ヘイラッシャ入りには後続に控えさせておく。アンコカイリューにだいぶ苦戦させられたが、ドータクンのトリルやぽにおの宿り木を絡めることで打点を維持する動きが柔軟性がありかなり良かった。

ドンチやウドホンを半減できる毒テラスは必須級だと思う。

選出率3位

5. トドロクツキ@ブーストエナジー

トドロクツキ

テラスタイプ:飛行

特性:古代活性

性格:陽気

実数値(努力値):183(20)-187(220)-93(12)-x-122(4)-188(252)

技:逆鱗、はたき落とす、アクロバット、竜の舞

調整意図:Sブーストできる範囲で火力をなるべく高く・残り耐久(H8n-1)

龍舞エース。セグレイブと異なりスケショを打たなくてもSが十分に高い点、ぽにおの上から積む・殴ることができる点・サフゴに無償で有利を取れる点、技威力が高く龍舞を積まなくても十分な火力が出る点が非常に優秀だった。但し対策が進んでいることや相変わらず物理耐久には不安が残ること・テラスしても氷弱点は一貫していること等から、カイリューやパオジアンには細心の注意を払う必要がある。

叩きアクロバット龍舞は確定なのだが、ラストの技をどうするか本当に頭を悩ませた。結果的には技威力的に最高打点の逆鱗が良いのかなと思っている。「オイお前テラス切ってないけどこっちがスケショ選んでたらそのタスキ貫通してるからな!?!?」という盤面は2回ほどあったが、ダイスのないスケショを信頼できないので逆鱗にするほかなかった。

また1度龍舞に合わせてモロバレルを出されたことがある。ダメ計した結果飛行弱点を消された(水テラス等)場合はどの技を打っても確定で耐えられるらしく天敵と認識すべきかもしれない。該当の試合はなぜか相手がテラスを切らなかったので勝てたのだが。

余談だが、上記AS調整をして残りをHPに全ツッパするとステロと通常の毒ダメが最大になるので気を付けよう(1敗)。

選出率5位

6. テツノドクガ@とつげきチョッキ

テツノドクガ

テラスタイプ:水

特性:クォークチャージ

性格:控えめ→臆病

実数値(努力値)初期版:159(28)-x-89(68)-211(252)-131(4)-150(156)

実数値(努力値)最終版:159(28)-x-87(52)-182(172)-131(4)-178(252)

技:炎の舞、ヘドロウェーブ、テラバースト、マジカルシャイン

調整意図初期版:準速ウーラオス(97族)抜き、C特化、余り耐久

調整意図最終版

S: ぽにおと最悪でも同速の土俵に立つため&先制技を持たないため最速

HB: A172(陽気)炎ぽにお+1テラスツタ棍棒確定耐え

C: 余り

サフゴハッサムを睨み、撒かれた毒菱をお掃除しながらハバカミにも強く出られるチョッキ型。思い切ってエナボを切り水テラバとマジカルシャインを採用することで、対サフゴ性能を落とさずに炎ぽにお・赫月ガチグマ・キラフロル・ウーラオス・スカーフでないランドロスにも強く出られる構成となった。

炎オーガポンのツタ棍棒、半減なのに耐久無振りだと耐えないのインチキが過ぎる。あとキラフチオンに対してトドツキの残飯叩きを絡めながら怒涛の活躍をしていたのに、2連守るによって宿り木で削りきられて負けたあの試合を俺は許さない(相手からしたらそれが唯一の勝ち筋だからそれを狙うのは当然)。

選出率4位

 

4. きつい・重いポケモン

  • 欠伸ガチグマ:型が読めずに一方的にアドバンテージを取られるのできつい(大体ぽにおのツタ棍棒をテラスせずに耐えてくる)。
  • パオジアン:ゴツメドータクンルートで処理できなかった際弱点突かれ放題なのでしんどい。ぽにおも2度電気テラバで押し負けた。あとドクガやドータクン共に剣舞無しの火力で耐久調整をしているため剣舞されるとパーティが全壊する。
  • 渦アンコールカイリュー:欠伸ガチグマと同様、高火力をチラつかせて役割対象の配置を困難にするのできつい。
  • コノヨザル:マジできつい。詰まないためにロンゲで挑発を入れざるを得ないが、基本命がけで1:1交換取られる。そこからの両者繰り出しが完全にじゃんけんなのでやや不快指数が高い。
  • 炎水ぽにお・テツノドクガ:きついというより、耐久調整や技範囲が多岐に渡っており毎度心臓に悪い。
  • カイリューとガチグマ両方選出:ドータクンが役割集中で崩されて死ぬ。

 

5. 順位・レート動向

11/27

順位:3万位後半→20435位

勝敗:10勝7敗→20勝14敗(Δ10勝7敗)

この日の勝率:59% (±0%)

全体勝率:59% (±0%)

レート:1575付近?

11/28

順位:28292位

勝敗:40勝35敗(Δ20勝21敗)

この日の勝率:49%(-10%)

全体勝率:53%(-6%)

レート:1569

11/30

順位:3456位

勝敗:72勝54敗(Δ32勝19敗)

この日の勝率:63%(+14%)

全体勝率:57%(+4%)

レート:1773

12/1

最終順位:3469位

 

6. 余談

このブログのタイトルにお洒ぶって"ダブル月コントロール"と書いているが、構築経緯を見ればわかるようにトドロクツキ×ガチグマの並びになったのは全くの偶然である。あと全然関係ないけど最近ビエラ氏の動画にハマっててビエキッズ(おじさん)になりつつある。

youtu.be

youtu.be

7. 謝辞

最終日耐久ランクマに挑戦するにあたり、VCに都合の付く範囲でお集まりいただいたポケモンサーバーの皆様に深く御礼申し上げます。